東京区検察庁が7日、人気グローバルボーイズグループ「JO1」の鶴房汐恩(24)を賭博罪で略式起訴したと発表した。

警視庁の調べによると、鶴房メンバーは2024年5月から6月にかけて日本国内から海外のオンラインカジノサイトに接続し、ルーレット賭博を複数回実施。総額約44万円を賭けた疑いで6月16日に書類送検されていた。

Tsurubo Shion

事件の発覚は5月31日。所属事務所のLAPONEエンタテインメントが公式サイトでオンラインカジノ利用を認めた。鶴房本人は当時、以下のように謝罪していた。

「この度は本当に申し訳ございませんでした。大変情け無いことをしたと自分の中でももの凄く反省しております。これからの僕の生き様で必ず信頼を取り戻してみせます。関係者の皆様、JAMの皆様、僕のことを応援してくださる皆様、本当に申し訳ございませんでした」

一度は10日間の活動自粛を経て6月10日に活動再開。しかし、書類送検を受けて6月20日から当面の活動休止が決定された。

今回の略式起訴を受け、所属事務所LAPONEエンタテインメントは7日、公式サイトで改めて見解を発表した(公式発表)。

「本日、東京区検察庁により弊社所属アーティスト・鶴房汐恩が賭博罪にて略式起訴されましたことをご報告させていただきます」

さらに事務所は以下のような対応方針を示した。

「今回の判断を受け、弊社として厳粛に受け止め、改めて深く反省をするとともに、本人のみならず他のアーティスト、社員に対してコンプライアンス順守と再発防止策を徹底する所存です。本人も今回の件を受け、引き続き活動を控えながら一層の自覚と責任を持ち、信頼回復に努めていく所存です」

鶴房は2019年12月のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」を勝ち抜き、JO1のメンバーに選出された。11人組グループとして活動していたが、今回の事件で無期限の活動休止状態が続いている。

事務所は最後に関係者およびファンに向けて謝罪した。

「関係各位、ファンの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます」

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