芸能事務所「タイタン」の所属タレント2人が、オンラインカジノで賭博をした疑いで8日付で書類送検された。同社代表取締役社長の太田光代氏が同日、公式サイトで謝罪声明を発表した。

書類送検されたのは、お笑いタレント「あさひ」こと斎藤旭とお笑いコンビ「バターヤング」の佐野寛の2人。捜査関係者によると、2人は自身のスマートフォンなどを使用して、日本国内から海外のオンラインカジノサイトに接続し賭博をした疑いが持たれている。

Mitsuyo Ota

太田社長は公式サイトで経緯を説明し、次のように述べた:

「当社の内部調査によって、当社所属の者が過去に違法とされるオンラインカジノを利用していた可能性があることが判明し、当人らとも話合いを重ね、弁護士同伴の上で『自首』という形で関係当局への申告を行って参りましたが、内2名について本日付で書類送検を行う旨の連絡を受けました」

その上で謝罪の言葉を述べた:

「ファンの皆様をはじめ、関係各位には多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」

今後の処分については「まだ分からない段階」としている。

同社は再発防止策について次のように説明した:

「弁護士等の専門家による更生プログラムの実施と、必要とあれば医療機関とも連携し、徹底した再発防止に努める」

仕事については「当人及び関係各位と協議の上で進めて参ります」とした。

太田社長は今後の方針について明言した:

「当社としてはこの事態を厳粛に受け止め、司法の判断を真摯に受け止めるとともに、法令遵守および倫理教育のさらなる徹底を図り、再発防止に全力で取り組んで参ります」

なお、該当タレントの氏名については「一部公表されてしまっておりますが、『自首』による捜査協力という点を重視し、今後も実名による公表は控えさせて頂きたい」としている。同社は「引き続き、信頼回復に向けて誠実に努めて参ります」と呼びかけた。

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